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the GLOBE 東京グローブ座対談 第2号[image1]
商品名
the GLOBE 東京グローブ座対談 第2号
商品説明
[特集] グローブ座・シェイクスピア・ベケット 磯崎新/高橋康也
[編集] 新宿西戸山開発株式会社 東京グローブ座準備室
[発行所] 新宿西戸山開発株式会社 東京グローブ座準備室 [シリーズ] the GLOBE
[発行年] 1987年 通巻2号
[言語] 日本語 [図版] モノトーン|イラスト、写真
[フォーマット] A5|平綴じ [ボリューム] 94ページ
[サイズ] 210mm × 147mm × 6mm
[構成] 1冊 
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
商品解説

[コメント] シェイクスピア作品の普及を劇場運営の基本方針として、磯崎新アトリエと新宿西戸山開発事業設計監理共同体の設計により、1988年4月8日にオープンした東京グローブ座。本書は、東京グローブ座の開館を記念して発行された全6冊の対談集のうちの一冊。

[目次・構成・収録内容]
I 同化と異化の緊張の中で真の演劇を創りだす─グローブ座空間
デ・ウィットのスケッチで有名なスワン座の復元が面白い。
今も昔もシェイクスピア劇団はパトロンに支えられている。
ブルックは「なにもない空間」で面白い芝居ができることをラディカルに現実的に証明した。
十九世紀的なオペラ劇場の雰囲気がミュージカル「オペラの怪人」の上演には決定的だ。
東京グローブ座はパスティッシュだが発想のバネに使えば新しい方向が見えてくる。

II シェイクスピア─あらゆる演出が現代化だ
額縁舞台は透視画法の立体化で、そのイリュージョンの極端がリアリズムと呼ばれてしまった。
シェイクスピアにはベケット、ブレヒト、 ジュネもある。そしてブルックは大きくうねってシェイクスピアに返ってくる。 シェイクスピアの演劇は状況がどちらへも転ばないきわどい均衡の時代に生まれている。
舞台と客席の分割・均質化が保証したブルジョア的「同化」の幻想は打ち破られた。
正解は存在しないからイギリス人にとってもシェイクスピアは翻案して上演するしかない。
演劇にとっては俳優が媒体でありかつ実体だから、演出家だけを呼んでシェイクスピアを上演するのは難しい。

III ベケットを積分すれば、シェイクスピア的世界が現れてくるはずだ
ベケットの「アンビギュイティ」は演劇と建築を通底する言説だ。
ベケットの芝居は能舞台のような濃密な空間への断念から出発している。
ベケットというプリズムを通すとシェイクスピアは恐ろしく二十世紀的に見えてくる。
シェイクスピアの演出はゼロから始まる。だからすべての演出家は特権的に自由だ。
同時的なプロセスでシェイクスピアの中にベケットを、ベケットの中にシェイクスピアを見る。
ベケットの道化芝居の裏側には実存的な苦悩が貼りついている。だからその苦悩を消去すると純粋なゲームに見えてしまう。

[シリーズ]
the GLOBE 東京グローブ座対談(全6冊)
第1号 ルネッサンス・グローブ座・シェイクスピア 藤田実/磯崎新
第2号 グローブ座・シェイクスピア・ベケット 磯崎新/高橋康也
第3号 ベケット・シェイクスピア・ロンドン 高橋康也/如月小春
第4号 ロンドン・東京・シェイクスピア 緑川亨/吉行和子
第5号 シェイクスピア・歌舞伎・テレビ 喜志哲雄/鴨下信一
第6号 シェイクスピア・近代演劇・祝祭 泉眞也/山崎正和

[図書分類] 建築・土木・環境工学|演劇・舞踊・バレエ|文学全般|西洋史・ヨーロッパ史
[キーワード] THEATRES|DIALOG・INTERVIEW|SPACE・VOID

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