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Mark Rothko Kaaba in New York[image1]
商品名
Mark Rothko Kaaba in New York
商品説明
[編集] Viola Grunder [翻訳] David Britt Sebastian Wormall
[発行所] Kawamura Memorial Museum of Art
[発行年] 1989年
[言語] 英語 [図版] カラー、モノトーン
[フォーマット] A4|ハードカバー [ボリューム] 95ページ
[構成] 1冊 
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] 表紙縁に軽微なキズあり
[備考] Out of Print
商品解説

[コメント] ロシア・ドヴィンスク(ラトヴィア共和国ダウガフピルス)に生まれ、1913年に家族とともにアメリカ合衆国オレゴン州ポートランドへと移住し、1921年からイェール大学在籍したものの1923年に中退し、ニューヨークに出て画家を志す。1938年にアメリカ国籍を取得し、1940年からマーク・ロスコ(Mark Rothko 1903-1970)と名乗り始めた当初は、シュルレアリスム風の絵画を制作していたが、1940年代の末頃から独特の抽象画を描きはじめ、大画面のキャンバスを微妙な色彩の矩形と茫洋とした線で区切った作品は、抽象表現主義のなかでも「アクション・ペインティング」とも「ハードエッジ」の抽象画とも一線を画したロスコ独特のもので不思議な詩情と崇高さを湛え、当時のアメリカを代表する作家として注目され、他の作家の作品と同じ壁面に作品を展示せず、照明も設置も自分の思いどおりに仕上げられ、鑑賞者が自作と正面から向き合うことができる特別な絵画空間を意図したことでも知られている。50年代後半から60年代にかけて各国の美術館での展示やヒューストンの「ロスコ・チャペル」のための作品などを制作していましたが、1970年2月25日にスタジオで自死。
本書は、1958年にマンハッタンに新しくできるシーグラム・ビルのレストラン「フォー・シーズンズ」のために作品制作の依頼を受け、複数の作品を間隙を空けずに連続して展示することで壁全体を作品にするという構想でおよそ一年半を費やして完成したものの、展示空間の雰囲気が気に入らず契約を破棄し、行き場を失い世界各地で所蔵されている〈シーグラム壁画〉と呼ばれるシリーズについて、死の直前に寄贈されたテイト・ギャラリー(現テイト・モダン)の9点、1990年に川村記念美術館に収蔵された7点ほか、ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵作品などを一同に集め、構想やスケッチとともに紹介した展覧会のカタログ。深い赤茶色の地に、赤、黒、明るいオレンジ枠線が描かれ、次第に深い内省をうながされるという〈シーグラム壁画〉作品群を堪能できる内容。

[目次・構成・収録内容]
Preface

Michael Compton
Introduction into the Seagram Mural Project

Arnold Glimcher
Interview with Dan Rice

Thomas Kellein
Mark Rothko─Kaaba in New York
40 Seagram Mural and Conclusion

Cataloge of the Seagram Mural

[図書分類] 絵画・版画・平面|洋書・輸入品
[キーワード] QUEST・EXPLORE|SPACE・VOID|RELIGIOUS・FAITH|METHOD・NOTATION|EXHIBITION|ANTHOLOGY|AMERICA(アメリカ)|BIOGRAPHY|CONSCIOUS・SENCE|IMAGE・IMAGERY
[コード] 3855620202

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