柴田元幸&ランテルナムジカ『たそがれ』リリースライブ

柴田元幸&ランテルナムジカ『たそがれ』リリースライブ

2018年10月に兵庫県・篠山にあるrizmで開催された柴田元幸とランテルナムジカによるイベント音源のCD化を記念したリリースライブ@Jテラスカフェに出店参加します。Briséesは、柴田さんが編集や翻訳を担当した文学作品、インタビュー集など、関連書籍を販売する予定。

2018年10月におこなった柴田元幸&ランテルナムジカ『たそがれ』のライブが、柴田元幸×トウヤマタケオ〈J・ロバート・レノン『たそがれ』〉というCDに生まれ変わりました。

ランテルナムジカは音楽家・トウヤマタケオと画家・nakabanによる音楽と幻燈のライブプロジェクトです。CD化にあたり、翻訳家・柴田元幸の朗読、トウヤマタケオの音楽、nakabanのドローイングと分解し、朗読と音楽のCDとして、アートワークにnakabanのドローイングを使用することで、ライブの息吹を封じ込めました。

今回のリリースライブで、再び、柴田元幸とランテルナムジカが集まって、朗読と音楽と幻燈によって、CDに封じ込めた息吹を解き放ちます。たそがれに溶ける内と外、ユーモアとメランコリー、過去と現在、光と影。ぜひご体験ください。

そしてまたCDで、優しくてさみしい「たそがれ」を、いつでもどこでもお楽しみ頂けたら。CDには柴田元幸訳によるJ・ロバート・レノンの6作品を収録したブックレットも付いています。

日程:2019年3月30日(土)
時間 開場:19時、開演:19時30分
会場 Jテラスカフェ 岡山市北区津島中1丁目1番1号(当日のお問い合わせ 086-253-0567)
料金 3800円+1ドリンクオーダー *30食限定で黄昏色のカシューナッツチキンカレー(予約優先)もご用意しています。
出演 朗読:柴田元幸、音楽と幻燈:ランテルナムジカ(トウヤマタケオとnakaban)
出店 451BOOKS、Brisées(関連本の販売)
予約・お問い合わせ pieni..ecole+cafe
電話 090-4650-0820、メール pieniecole@gmail.com
*イベント名、予約者名、予約人数、当日の連絡先をお伝えください。

柴田元幸
翻訳家。米文学者・東京大学名誉教授。1954年、東京都生れ。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。翻訳の業績により早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、著書も多数。最近の翻訳に、スティーヴン・ミルハウザー『十三の物語』、ポール・オースター『インヴィジブル』など。文芸誌「MONKEY」の責任編集を務める。

ランテルナムジカ
音楽家のトウヤマタケオと画家のnakabanにより2010年に結成された音楽と幻燈のライブ・プロジェクト。「ランテルナムジカ」は「幻燈」と「音楽」を組み合わせた新しいことば。これまで美術館、公会堂、電車、カフェ、海辺のレストラン、雪国の温泉、ロックフェスティバルなど全国各地のさまざまな会場でライブを行って来た。2018年、ライブ会場のみで販売のダウンロード式の映像作品「Lanternamuzica」をリリース。
http://lanternamuzica.blogspot.com

トウヤマタケオ
音楽家。1965年兵庫県生まれ。広島県在住。作曲、ピアノ、声、諧謔、郷愁、D.I.Y.ピアノ弾き語りの他、チェリスト徳澤青弦とのデュオ「Throwing a Spoon」、8ビート偏愛バンド「PATO LOL MAN」、旅する幻燈楽団「ランテルナムジカ」など活動は多岐に渡る。
https://www.takeotoyama.info

nakaban
画家。1974年広島県生まれ。広島県在住。旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、イラストレーション、絵本、文章、映像作品を発表する。「ランテルナムジカ」では映像を担当。最新作は絵本『ぼくとたいようのふね』(BL出版)。
https://www.nakaban.com

協力 moderado music、トウヤマタケオと内山下ハイコー楽団
音響 night cruising
イラスト nakaban
デザイン 横山雄
企画 ignition gallery

柴田元幸&ランテルナムジカ『たそがれ』リリースライブ