週明けの10/30（月）より、約3週間「Kaedenoki architectural studio : Furniture to Architecture 2020-2023」を開催します。

6月中ばより断続的に開催してきたPOP-UP SHOP「JOINERY」も終了し、最後は、什器「繋がりの書架」を制作した藤原旺希/楓の木建築工房が、ここ4年間ほどの間に制作した物の中から、10点の作品を写真、透視図、模型で紹介しています。

「繋がりの書架」

この棚には外から中身が、見える所、見えない所、半透明で気配のみ見える所、格子の隙間から少しだけ見える所がある。
内外の多様な繋がり方、視覚的な距離感を持たせることで、空間に奥行を与え、道路に面した店舗の正面を印象的な物にするように意図している。
ひとつひとつの棚はばらばらに見えて、実はひとつに繋がっている。単純な形の棚が、鎖のように重なって繋がり、予期しない複雑な部分が生じる。
棚には本や植物が置かれている。POPUPSHOPの開催と共に、さまざまな作家の様々な作品が置かれる。
作家や店主の手によって配置され、会期によって入れ替わり、それを見に来る人の購買行動によっても棚の様子が変わっていく。
ひとつの什器であることを越えて、ある種の交流、人と作品の出会いや、作品を通した作家と人のとの出会い、繋がりの産まれる場となるような使われ方を期待している。

Kaedenoki architectural studio : Furniture to Architecture 2020-2023
会期　2023年10月30日（月）～11月18日（土）
会場　Brisées
住所　〒700-0916 岡山市北区西之町14-17 プリペアドビル1F
時間　10:00-18:00
定休日　水・日・祝日
※急な営業時間の変更や臨時休業の場合はSNS等で告知します。