商品画像

商品名

読書の軌跡

商品説明

[著者] 阿部謹也
[発行所] 筑摩書房
[発行年] 1993年　初版1刷
[言語] 日本語　[フォーマット] 四六｜ハードカバー　[ボリューム] 560ページ
[サイズ] 195mm × 142mm × 32mm
[構成] 1冊　[付属] カバー、帯
[コンディション] BODY：GOOD ★★★☆☆☆☆　JACKET：GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] カバーにヤケ・縁スレ、本体に開き癖あり
[備考] 版元品切、メール便不可

商品解説

[コメント] 多くの読者を魅了してきた阿部史学。そこには厖大な書物とのしあわせな出会いがあった。歴史学の枠を越え、いま最も注目されている著者30年にわたる全読書の軌跡。（帯文より）
中世ドイツおよびヨーロッパの民衆史を専門とし、伝説や心性を検証した西洋史学者阿部謹也（1935-2006）が、1961年から1992年までの約30年に新聞などの求めに応じて書かれた書評を集めたもの。

[目次・構成・収録内容]
私の読書遍歴

異文化体験の楽しみ
“現在”の意味
『世間』の構造

全読書

1961
ヘルマン・ハインペル『小さな提琴、首府ミュンヘンの一少年』

1975
山口昌男『道化の民俗学』

1976
ギルバート・ホワイト『セルボーンの博物誌』

1977
吉田八岑『魔女異聞考』
高木健次郎『ドイツの職人』
S・クラカウアー『歴史』

1978
ピーター・ゲイ『歴史の文体』
『ティル・オイレンシュピーゲルの民衆本』
モーリス・キーン『ヨーロッパ中世史』

1979
ノーマン・コーン『千年王国の追求』
高橋康也・樺山紘一『シェイクスピア時代』
網野善彦『無縁・公界・楽』
ゲルハルト・ヘルム『ケルト人』
マックス・ヴェーバー『古代文化没落論』『一般社会経済史要論』

1980
R・メジャフェ『ラテンアメリカと奴隷制』
マイク・フィッツジェラルド『囚人組合の出現』
渡邉昌美『巡礼の道』
R・W・サザーン『ヨーロッパとイスラム世界』
栗原成郎『スラヴ吸血鬼伝説考』
B・ラマッツィーニ『働く人々の病気』
田川建三『イエスという男』
渡辺金一『中世ローマ帝国』
カルダーノ『わが人生の書』
カール・カウツキー『中世の共産主義』
丸山孝一『カトリック土着』
Y-M・ベルセ『祭りと叛乱』
網野善彦『日本中世の民衆像』

1981
フィリップ・アリエス『〈子供〉の誕生』
木内信敬『青空と草原の民族』
ル・ロワ・ラテュリ『新しい歴史』
井上鋭夫『山の民・川の民』
ヴィクター・ターナー『象徴と社会』
堀越孝一『回想のヨーロッパ中世』
阿部善雄『目明し金十郎の生涯』
長崎暢子『インド大反乱一八五七年』
増田四郎『社会史への道』
堀越智編『アイルランド・ナショナリズムの歴史的研究』
桑田忠親『千利休』
L・フェーヴル『フランス・ルネサンスの文明』
フォン・フランツ『おとぎ話における影』『おとぎ話における悪』
大室幹雄『劇場都市』
上田正昭『古代史のいぶき』
増井経夫『中国史──そのしたたかな軌跡』
K・ブラシュケルター時代のザクセン』
師岡佑行編『北前船頭の幕末自叙伝』

1982
エルンスト・ユンガー『砂時計の書』
野田正彰『狂気の起源をもとめて』
中沢厚『つぶて』
清水廣一郎『中世イタリア商人の世界』
E・ブロッホ『トーマス・ミュンツァー』

1983
鯖田豊之『水道の文化』

1864
フィリップ・アリエス『死と歴史』
ハワード・ロリン・パッチ『異界』
飯沼二郎『わたしの歩んだ現代』
角山栄『時計の社会史』
伊藤幹治・栗田靖之編『日本人の贈答』

1985
コルネリウス・ウォルフォード『市の社会史』
三木亘他編『イスラム世界の人びと』

1986
北山晴一『おしゃれと権力』
リン・ホワイト・Jr.『中世の技術と社会変動』
メトカーフ、ハンティントン『死の儀礼』
ハーマン・メルヴィル『白鯨』
カルロ・ギンズブルグ『ベナンダンティ』
良知力『一八四八年の社会史』『魂の現象学』
ジョスリン・ゴドウィン『キルヒャーの世界図鑑』
アミン・マアルーフ『アラブが見た十字軍』
大隅和雄『愚管抄を読む』
京都部落史研究所編『中世の民衆と芸能』
赤松啓介『非常民の民俗文化』
ノーマン・コーン『シオン賢者の議定書』
G・ダウニー『地中海都市の興亡』
古川貞雄『村の遊び日』
ジャック・アタリ『時間の歴史』

1987
マーク・ジルアード『騎士道とジェントルマン』
二宮宏之『全体を見る眼と歴史家たち』
ナタリー・Z・デーヴィス『愚者の王国　異端の都市』
ジャン＝ルイ・フランドラン『性と歴史』
アルノ・ボルスト『中世の巷にて』
西原稔『音楽家の社会史』
ロイ・ストロング『ルネサンスの祝祭』
マルチーヌ・セガレーヌ『家族の歴史人類学』
ドミトリイ・S・リハチョフ『庭園の詩学』
千葉治男『義賊マンドラン』
フィリップ・ボーサン『石と信仰のたわむれ』
川名隆史・篠原敏昭・野村真理『路上の人びと』

1988
ピーター・ゲイ『ドイツの中のユダヤ』
バーバラ・W・タックマン『愚行の世界史』
フランツ・シュミット『ある首斬り役人の日記』
笠谷和比古『主君「押込」の構造』
ダニエル・ブアスティン『大発見』
小佐井伸二『中世が見た夢』
ピーター・バーク『ヨーロッパの民衆文化』
『ランドゥッチの日記』
J・C・ブラウン『ルネサンス修道女物語』
アラン・ダンテス『鳥屋の梯子と人生はそも短くて糞まみれ』
網野善彦他『境界領域と交通』
カルロ・ギンズブルグ『神話・寓意・徴候』
大野英二『ナチズムと「ユダヤ人問題」』
日高敏隆『動物という文化』
日本民話の会編『ガイドブック　世界の民話』
ジャック・ル・ゴッフ『煉獄の誕生』

1989
上野英信『天皇陛下萬歳』
ハイナー・ベーンケ、ロルフ・ヨハンスマイアー編『放浪者の書』
森洋子『ブリューゲルの「子供の遊戯」』
ライナー・マリア・リルケ『若き詩人への手紙・若き女性への手紙』
ヘルマン・ハインペル『人間とその現在』
石牟礼道子『潮の日録』
木村小舟『日本国史絵物語』
ハンス・ヴェルナー・ゲッツ『中世の日常生活』
W・S・ギブソン『ボス　光と闇の中世』
『金子光晴全詩集』

1990
ドストエフスキー『死の家の記録』
懐奘編『正法眼蔵随聞記』
マルク・ブロック『封建社会』
フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』
樋口伸子詩集『図書館日誌』

1991
横井清『光あるうちに』
ハンス・ペーター・デュル『操体とはじらいの文化史』
モスタファ・エル＝アバティ『古代アレクサンドリア図書館』
フリードリヒ・ヘール『われらのヨーロッパ』
金子光晴『ねむれ巴里』
高田衛『江戸の悪霊祓い師』
吉田敦彦他『怪物』
鎌田慧『ドキュメント　隠された公害』
C・H・マーリンク、大崎滋生『オーケストラの社会史』
アラン・フォール『パリのカーニヴァル』
クリストファー・ヒバート『ローマ』
脇田修『秀吉の経済感覚』
後藤明『メッカ』
坂内徳明『ロシア文化の基層』
E・パノフスキー他『土星とメランコリー』
小峯和明『説話の森』
アーネスト・ゲルナー『イスラム社会』
千葉徳爾『たたかいの原像』
バーン＆ポニー・ブーロー『売春の社会史』
小松和彦『神隠し』
ピーター・バーク『ヨーロッパの民衆文化』
高木桂蔵『客家』
高橋安光『旅・戦争・サロン』
鎌田慧『ドキュメント　村おこし』
溝口雄三他編『儒教ルネッサンスを考える』
蔵持不三也『シャリヴァリ』
フェルナン・プローデル『地中海I　環境の役割』
杉山隆男『東ドイツ解体工場』

1992
ヨアン・P・クリアーノ『ルネサンスのエロスと魔術』
浜本隆志『ドイツ・ジャコバン派』
吉本隆明『甦えるヴェイユ』
N・M・ペンザー『トプカプ宮殿の光と影』
デイヴィッド・マッケンジー『暗殺者アピス』
中村哲『増補版・ペシャワールにて』
フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』
森下みさ子『江戸の花嫁』
エルンスト・H・カントーロヴィチ『王の二つの身体』
池上俊一『歴史としての身体』
今谷明『戦国大名と天皇』
ロジェ・シャルチェ編『書物から読書へ』
安丸良夫『近代天皇像の形成』
脇田晴子『日本中世女性史の研究』
ミシェル・ヴォヴェル『フランス革命の心性』
高橋昌明『酒呑童子の誕生』
ジャック・ル・ゴフ『中世の夢』
アンドレ・クロー『スレイマン大帝とその時代』
E・ボブズボウム、Tレンジャー編『創られた伝統』
テツオナジタ『懐徳堂』
カルロ・ギンズブルグ『裁判官と歴史家』
綱淵謙錠『刑』
ロベール・ミュシャンブレッド『近代人の誕生』
中沢新一『森のバロック』
甚野尚志『隠喩のなかの中世』
アーロン・グレーヴィチ『中世文化のカテゴリー』
綱淵謙錠『斬』

読書の社会史

あとがき
書名索引

[図書分類] 西洋史・ヨーロッパ史｜歴史全般・歴史学｜伝説・民話・昔話｜風俗・習俗・民俗｜日本史
[キーワード] REPORT・RECORD｜HISTORICAL

[コード] 4480856447

詳細情報を表示

基本情報のみ表示

海外発送

International Shipping

Please contact us with title or code that you want, your name and address from inquiry form.
We will e-mail you the total costs of your purchase including the shipping cost and tax.
We would accept PayPal payment only.
After confirming payment, we send parcel by JAPAN POST SERVICE soon!

商品価格