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宗教を問う[image1]
商品名
宗教を問う
商品説明
[著者] 滝沢克己
[発行所] 三一書房
[発行年] 1977年 1版2刷
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六|ハードカバー [ボリューム] 308ページ
[サイズ] 196mm × 134mm × 25mm
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] カバーの背に褪色、本体に経年ヤケ・シミあり
商品解説

[コメント] 哲学者・キリスト教神学者 滝沢克己(1909-1984)が1974年から1975年にかけてドイツに滞在し、大学での講義・講演、ミッション関係の集まり、研究会や研修会で発表した独文で書かれた宗教についての考察を中心にまとめられたもの。

[目次・構成・収録内容]
序にかえて

I なぜ禅仏教を取りあげるか─ハイデルベルグ大学、一九七四〜五年冬学期講義序言
一 第二の「祖国」
二 西洋の近代と日本の近代化
三 明治維新から敗戦まで
四 戦後日本の情況
五 宗教本来の問題
六 「窮極の支え」の矛盾
七 仏教を取りあげるか
八 禅宗と浄土真宗

II 哲学と神学─私の思惟における
一 西田幾多郎における思惟と人間的思惟一般の本来の課題
二 現実ないし自己自身の総体の把握としての思惟の可能性について
三 日本語における抽象概念の独特な性格にかんするイザヤ・ベンダサンの見解について
四 西田幾多郎の思惟ないし思想は、基本的に言って哲学なのか神学なのかという問いについて
五 歴史的偶発的な事(historisch-kontingente Angelegenheite)としての、キリスト者わたくしの存在
補遺 いわゆる「宗教哲学」の性格について

III 仏教とキリスト教〔要約〕─久松真一師の「無神論」をめぐって
一 久松真一師の所説とそのキリスト教批判の要点
 1 宗教もしくは人間の生き方の三形態
 2 人間の生き方の三段階の本質的な性格について
 3 ここにいう「絶対的否定」の根本的性格について
 4 人間存在の根源的構造と人間の善悪
 5 罪と罪意識について
二 久松真一師によるキリスト教批判はどこまで妥当か、それともまったくの的外れか
 1 神と人とのあいだの、唯一の根源的な媒介者としてのキリスト
 2 師のキリスト教批判はどこから来るか
  (1) 従来のキリスト教の欠陥
  (2) 久松禅の思惟になお欠けているもの
  (3) バルト神学と久松禅学に共通な弱みと強み
補遺 「イエスは神の子キリストである」という信仰命題のなかの、「である」とは、いったい何を意味するか

IV 何を、いかに、私はカール・バルトのもとで学んだか
一 はじめに
二 哲学への道
三 二人の大いなる師との出会い
四 信仰の可能性について
五 西田哲学とバルト神学
六 「教会の壁の外」における救いの可能性
七 わたくしの受洗と「洗礼」の本質
附 ユルゲン・モルトマンとの往復書簡

V 北森嘉蔵「神の痛みの神学」について
プロローグ
一 カール・バルトの神学に対する北森の批判について
二 北森の「神の痛みの神学」に潜む決定的な欠陥について
三 旧来の西洋の神学の欠陥について
四 日本におけるキリスト宣教の道について

IV 現代世界の危機における日本とキリスト教
一 西欧世界におけるキリスト教と日本
二 日本におけるキリスト教と神の福音─ナザレのイエスの人格の隠れたる核
三 キリスト教的信仰告白と現代の世界
四 カール・バルトの出現と現代の神学的情況
五 日本とキリスト教現代の世界の危機の根底的な克服の道について

IIV 個人と共同体─アダムとイヴの物語をとおして
はじめに
一 近代人の考え方とアダムの誕生の物語
二 人間の自由と人間における結婚の真実
三 善悪を知るの木と、不可能な可能性としての人間の罪
四 かれらの罪の最初の結果としての、アダムとイヴのあいだの深淵
五 エデンの園からの追放と、主なる神への関係における人間の根本状況
六 アブラハム家族共同体、個人および信仰共同体
七 モーセ─イスラエル信仰共同体の独自性、その祝福と危機
八 国家の根源的本質と、イエスの十字架に至るまでのイスラエルの歴史
九 わたしたちはこんにち、イスラエルの歴史から、わたしたちの主題「個人と共同体」について何を学ぶことができるか、また学ばなくてはならない
補遺 コリント前書一五章四五節の「第二のアダム」について

IIIV カール・バルトの「キリスト論」理解について─寺園喜基の滝沢批判に答える
序説 一つの反問カール・バルトのキリスト論にかんする私見
一 カール・バルトの発見した救い主イエス・キリスト」
二 バルトにおける「永遠の契約」と「和解の出来事」の関係について
三 バルトの「キリスト論」に対してなお残る私の疑問─組織神学と歴史学の区別と関係について
四 バルトの弟子たちとこれからの神学

本論 寺園の批判に対する答え
一 バルトへの私の問いに対する寺園の誤解
二 寺園のいわゆる「滝沢キリスト論のアポリア」について その一
三 寺園のいわゆる「滝沢キリスト論のアポリア」について その二
四 寺園のいわゆる「滝沢キリスト論の二元論的構造」について
五 寺園のいわゆる「キリスト論的思考における錯綜的構造」とは何か
結語
付録 寺園喜基学位論文(ボン大学)審査のための意見書

あとがき

[図書分類] 思考・思想・哲学|キリスト教|仏教|宗教学・宗教思想
[キーワード] RELIGIOUS・FAITH|ESOTERIC|PAIN(痛み)

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