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羅生門と廃仏毀釈 芥川龍之介の江戸趣味と実利主義の時代[image1]
商品名
羅生門と廃仏毀釈 芥川龍之介の江戸趣味と実利主義の時代
商品説明
[著者] 荒木正純
[発行所] 悠書館
[発行年] 2010年 初版
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六|ソフトカバー [ボリューム] 390ページ
[サイズ] 187mm × 128mm × 23mm
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[流通価格(商品登録時調べ)] 2750 円
商品解説

[コメント] 日本庭園の築山や四阿のかわりに桃や杏などの果樹が植えられ、木造の橋に代わって鉄製の櫛型橋が架けられ、木の橋を装飾していた青銅の擬宝珠や、仏教寺院の鐘が熔かされて大砲や弾丸に代えられ、寺院を破壊されリストラされた僧侶が軍人〔強兵〕や教員に〈廃物利用〉〔富国〕されていく…… そんな明治の御維新の風潮に、芥川はどのように対面したのか?(カバー袖文より)

芥川の名作「羅生門」を、明治以降の西洋文物移入にかかわる膨大な言説群の中から捉え返し、維新政府批判の書として位置づける、『芥川と腸詰め(ソーセージ)』に次ぐ芥川解読第二弾。日本図書館協会選定図書。

[目次・構成・収録内容]
はじめに
 1 芥川「庭」と「洗馬」のトポス
 2 明治期の修身言説とイソップ寓話
 3 芥川と「イソップ寓話」

第一部 所々丹塗の剥げた 大きな圓柱に蟋蟀が一匹とまつてゐる

第I章 柳川隆之介「羅生門」と明治期の「蟋蟀」言説
 1 柳川「羅生門」と芥川「羅生門」
 2 芥川「羅生門」と『今昔物語集』の典拠との差異
 3 「蟋蟀」は、「きりぎりす」か「こほろぎ」か
 4 明治・大正初期の「蟋蟀」表記
 5 明治期のイソップ寓話「蟻と蟋蟀」と修身言説
 6 イソップ「蟻と蝉」と日本のイソップ受容
 7 芥川と修身言説
 8 キーツ「きりぎりすと こおろぎ」の翻訳―薄田泣菫「蟋蟀」と田山花袋「地の歌」

第II章 明治期の文学にあらわれる「蟋蟀」
 1 福永挽歌『散文詩集習作二十七篇』の「蟋蟀」と「羅生門」
 2 両義的契機をはらんだ境界領域―「渡し」と「橋」
 3 「蟋蟀」と渡し―廣津柳浪「今戸心中」
 4 山東京伝『吾妻餘五郎雙蝶記』と「岩見重太郎」言説

第III章 芥川以前の「羅生門」―「渡辺綱」から「マクベス」まで
 1「渡辺綱」言説
 2 妖怪不在の物語―「怪力乱神」を語らず
 3 明治期の「鬘」言説
 4 鷗外訳『即興詩人』の「仮髪」
 5「羅生門」とシェイクスピア『マクベス』

第二部 そこで洛中のさびれ方は一通りではない

第IV章 「羅生門」の胚胎と明治期の「さびれ」言説
 1 芥川「羅生門」「松江印象記」の「さびれ」
 2 芥川「松江印象記」の二種類の「橋」
 3 「松江印象記」の「水/橋/都市」言説と荷風「海洋の旅」
 4 「松江印象記」の「天主閣」
 5 「不忍池」のトポスと、うしなわれゆく「江戸趣味」

第V章 明治期の「実利主義」言説と「江戸趣味」のさびれ
 1 「実利主義」言説と廃物利用
 2 「新文明の実利主義」の「幼稚なる偶像破壞者」
 3 「実利主義」の例―「ペンキ」言説
 4 「羅生門」と「大窪だより」「日和下駄」

第VI章 芥川の「さびれ」言説
 1 「濠端の住まひ」体験と「羅生門」
 2 「さびれ」言説―松江からの手紙
 3 ハウプトマンと「さびれ」言説
 4 「寂しい人々」から「死の勝利」へ
 5 「上總一の宮」の「さびれ」体験
 6 「さみしい」と山本喜誉司

第VII章 「羅生門」の生い立ち
 1 「羅生門」の歓迎されざる生いたち
 2 なぜ、無視か?―みずからの「羅生門」擁護論
 3 芥川における「武者小路」と「バプテスマのヨハネ」
 4 芥川とトルストイの「人道主義」
 5 クロポトキンの「温き心」―無政府主義のトルストイ
 6 「淤泥にまみれ」た自然主義からの脱却
 7 「人生のための藝術」―芥川と「ヰリアム・モリス」言説
 8 芥川と「人生観」言説と「道徳」言説

第VIII章 芥川と明治期の「ニーチェ」言説
 1 明治期の「ニーチェ」言説
 2 高山樗牛の「美的生活」
 3 芥川と「ニーチェ」・「高山樗牛」
 4 「下種/俗物」言説とアーノルドの影
 5 鷗外「沈黙の塔」と「羅生門」

第三部 蛇を四寸ばかりづゝに切つて干したのを干魚だと云うて

第IX章 明治期の廃仏毀釈
 1 鉄砲伝来と種子島の慈遠寺
 2 慈遠寺の消滅
 3 明治期の神仏分離政策と廃仏毀釈
 4 僧侶のリストラと廃物利用
 5 「廃仏毀釈」表象としての「羅生門」

第X章 明治期の「廃物利用」言説
 1 はじめに
 2 明治期の「廃物利用」言説
 3 明治期の「瓜生岩」言説と修身言説
 4 「生きるための勇気」と「子非語怪力乱神」
 5 明治期の「面皰」言説
 6 「廃物利用」の前提
 7 「蛇」を「干魚」といつわって売った女の話の出所

第XI章 「政商・大倉喜八郎」言説と芥川の明治体制批判
 1 「廃仏毀釈」と大倉喜八郎
 2 「干魚」をいつわって「蛇」と―「大倉喜八郎」言説
 3 「羅生門」と「偸盗」と
 4 姦商・大倉喜八郎
 5 芥川と大倉喜八郎
 6 廃藩置県と「下人」
 7 明治政府批判としての「羅生門」

あとがき―「表象」とはなにか?
人名索引

[図書分類] 批評・文学論・文芸評論
[キーワード] MODERN(モダニズム)|CRITICISM・CRITICAL
[コード] 490348744X

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