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商品名
映画の精神
商品説明
[著者] ベラ・バラージュ [翻訳] 佐々木基一 高村宏
[発行所] 創樹社
[発行年] 1984年 1刷
[言語] 日本語 [図版] モノトーン|写真
[フォーマット] 四六|ハードカバー [ボリューム] 267ページ
[サイズ] 194mm × 135mm × 23mm
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[備考] 版元品切
商品解説

[コメント] ハンガリーのセゲドに生まれ、第一次大戦前はG・ルカーチとともに演劇運動を展開し、1924年に映画に関する最初の著作集『視覚的人間』を発表。その後映画版『三文オペラ』など、数多くの映画脚本を手がけた詩人・劇作家・映画評論家・映画理論家 ベラ・バラージュ(Béla Balázs 1884–1949)の映画理論書(Der Geist des Films, Wilhelm Knapp, 1930.)を邦訳したもの。

[目次・構成・収録内容]
1 七年後
コロンブスの船出──どうぞ乗りかえて下さい!──ロシアの農場管理人の話──新しい言語──なぜ古い映画は滑稽か?──芸術が問題なのではない!──教養

2 創造的なカメラ
われわれは画面の中にいる!

3 クローズ・アップ
新しい次元──相貌とメロディ──表情による対話──微視的相貌──眼に見えない顔──単純さ──技術は必要とされるときに生まれる──ロマンチックでない顔──相貌のモザイク俳優を避ける──自然は外にとどまる──自然の演技者──階級の顔──微視的作劇法──カメラの活力──密度が外延性をおしのける──台本の危機──劇的状態──主人公のいない映画

4 視点
逃れられない主観性──空間の中の映像──映像の中の空間──鏡の視点(間接の視点)──カメラの抒情詩──映像の調子──誇張──客観性──なぜドイツの例が少ないか?──映像による隠喩──映像の身振り──隠された映像──眼の嗅覚──別の側面──―人間の領域──印象主義―映像の空言──「狙いをもった」ショット──変形式をもつテーマ──映画の様式──すべての様式はモダーンである──映画は様式の意識を促進する

5 モンタージュ
意味の傾向──創造する鋏映像に時称はない──創造的モンタージュ──連想のモンタージュ──モンタージュの連想──寓意のモンタージュ──思想のモンタージュ──モンタージュによるエッセイ──韻律学──表意記号ではだめだ!──リズムーテンポ──視覚的音楽──装飾の運動──方向のモンタージュ──観客が踊る──運動の装飾──異なった領域の対位法

6 カットのないモンタージュ
溶暗──絞りのもつ精神性──時間──動きのない時間──―時間のオーバーラップ──クローズ・アップの時間──「歌唱的なもの」──環境が変化する──場所が変わらずに空間が変わる──形式的なオーバーラップ──カメラがパノラマをつくる──間感情──空間の連続性──距離の漸次緩徐──観的モンタージュ──夢──舞台の上の映画──きにすぎた憂慮──矛盾はどこにあるか──トーキーが演劇を救う──映画は演劇を解放する──視覚的モノローグ──群衆

7 筋を避ける
現実をともなわない真理──二つの方向への逃避──主人公のいない映画──横断面映画──群衆映 画──原子は互いに等しい──思想映画についてのエイゼンシュテインの説──虚構のない創作──生の技術──現実のモザイク──映画・眼──日記と自伝──―ニュース映画──見解を含んだ観方──戦争映画──現在──―撮影する意識──自然映画

8 絶対映画
自分から離れられない──単一の事物──印象があるだけで事物はない──事件や因果関係はない──外界の仮象──内的事実──鏡が自らをあらわす──―手段としての絶対映画──事物の中の魂ではなく魂の中の事物──論理は手段であり心理が目的で ある──シュールリアリズム映画──―そのとき何を 心にうかべますか?──アンダルシアの犬──魂の切片──眼への注入──内的イメージの客観化──隠喩と比喩──カメラの光学的技術──トリックの意義──絶対的映像──視覚的なお伽話──コミック映画──コミックな内容──コミックな映像──映像は殺すわけにゆかない──不意打ちは昂りをもたない──『小さなリリー』(一九二九年作)──猫のフェリックスと兎のオスワルト──動くようになった線画抽象映画──字幕──音楽の誤った類推──音楽は抽象的ではない──時間と形態──抽象的形態の大きさ──形式は克服である──アヴァンギャルド

9 色彩映画とそのほかの可能性
わたしの誤り──動く形象──色彩の動き──色彩のモンタージュ──色彩の連続性──深さの遠近──短いカットの中の立体的映像──画面の枠の拡大──映写面の拡大

10 サウンド映画
歴史は先へ進む──まずスプーン、それからスープ──要求──聴覚的環境──騒音の発見──サウンド映画が芸術となるための条件──不充分な放送劇──訓練されていない耳──音と空間──音には影がない──音の位置の局限──音はくっついていない──音の遠近法──理論は費用の節約になる──音の空間的性質──マイクロフォンの不思議──静寂──静寂と孤独──静寂と空間──創造的サウンドカメラ──音の視点音は描写できない──視覚的視点が妨げられる──にもかかわらず!──音のショット──音の操縦──音のクローズ・アップ──人間が鳴りだす──語られた風景──音のクローズ・アップは完全には切り離されない──音のモンタージュ──映像のリズムと音のリズム──音と映像の類似性──聴覚による補足──非同時的モンタージュと後を追うパン──非同時的現実、同時的描写──主観的な音のモンタージュ──音のオーバーラップ──絶対的モンタージュ──絶対的サウンド映画──精神技術的な厄介な問題──心理的同時効果──騒音のシンフォニー──伴奏音楽──音楽のための新しい素材──対話──―視覚上の損失──字幕はどうであったか──対話の使用──空中からの声──サウンド映画的趣味!──劇的伴奏を伴った音楽──音楽的挿入物──視覚的背景──過渡期の危機──解釈の究極性──サウンド・コメディ──処女地──最終の問題──懐疑家

11 イデオロギー的所見
芸術史と美的評価──大衆性──技術的集団性──美的価値と大衆性──ドイツ的精神性──偵察隊──大衆性は希望がないわけではない──映画制作の基盤としての小市民──小市民の限界──ロマンチックなものにするという防禦措置──ウイル・ヘイスの法典──恋愛──家族──「快適さ」──消散──探偵──通俗性──パトス──通俗物に対する反対──逆転されたロマンチシズム──プロレタリア映画──ロマンチックでなくなった主人公──即物性と現実性──みせかけの反対派──人間は現実の一部である──ロシア映画の発展──三つの段階──文学と現実──詩人は嘘をつかない!──絶対的な抽象映画のイデオロギー──非社会的シュールリアリズム──にもかかわらず!

訳者あとがき

[図書分類] 映画・映像|思考・思想・哲学
[キーワード] MEDIA・MESSAGE|IMAGE・IMAGERY|VIEW・VISION|CRITICISM・CRITICAL|CONSCIOUS・SENCE|METHOD・NOTATION

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