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生誕120年 野島康三 ある写真家が見た日本近代[image1]
商品名
生誕120年 野島康三 ある写真家が見た日本近代
商品説明
[編集] 京都国立近代美術館 牧口千夏 松原龍一 中尾優衣
[デザイン] 渡邊顕大
[発行所] 京都国立近代美術館
[発行年] 2009年
[言語] 日本語、英語 [図版] カラー、モノトーン|写真
[フォーマット] B5変型|ハードカバー [ボリューム] 80ページ
[サイズ] 256mm × 172mm × 7mm
[構成] 1冊 
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
商品解説

[コメント] 日本近代写真の確立期に卓越した作品を残し戦前期を代表する写真家のひとりとして知られる野島康三(のじまやすぞう 1889-1964)。「芸術写真」と呼ばれた大正初期の絵画主義写真(ピクトリアリスム)の中で、初期のピグメント印画において卓抜した技術と繊細な感覚を発揮し、非常に密度のある写真作品は対象の存在の深部を見据えた伝統でも外来でもない独自の美学を獲得した戦前の写真が獲得した最高の到達点を示すものだった。また、野島康三は同時代の美術の熱心な擁護者でもあり、1919年に東京神田神保町に「兜屋画廊」を開廊し、岸田劉生、梅原龍三郎、萬鉄五郎、中川一政など美術史上重要な個展を開催していたことからも同時代の精神を分かちあいながら、彼らの作品を理解した視線の持ち主だったことが窺える。また1932年には、中山岩太、木村伊兵衛とともに日本近代写真史における記念碑的出版物である写真雑誌「光画」を発行し、日本のモダニズム写真運動であった「新興写真」の活動に大きな影響を与え、プロムオイル印画による裸婦の連作やより近代的技法であるゼラチン・シルバー印画による肖像写真において、当時勃興していたモダニズムの時代の空気を伝える清新な写真作品を制作した。
本書は、京都国立近代美術館が所蔵する野島作品を中心に、彫刻家中原悌二郎や陶芸家富本憲吉との共同作業による作品集(『中原悌二郎作品集』、『富本憲吉模様集』)からの作品写真や二人の実作品といった関係資料を加えた約200点で、野島康三の作品世界と美術擁護者としての活動を紹介した展覧会「生誕120年 野島康三 ある写真家が見た日本近代/NOJIMA YASUZO: Modern Japan through Nojima's Lens」(2009年7月28日-8月23日)図録。

[目次・構成・収録内容]
ごあいさつ
序 もうひとつの「野島康三」像 牧口千夏
絵画主義からモダニズムへの移行:1920-27年の野島康三の作品写真について フィリップ・シャリエ

図版

1920年代の野島康三と富本憲吉 中尾優衣
関連略年譜

[資料編:再録論文]
中原悌二郎と野島康三 越前俊也
都市新中間層にとっての「でろり」 1922年岸田劉生個人展覧会における麗子像の展示を中心に 中間志織
Light Pictures Judy Annear

京都国立近代美術館所蔵 野島康三作品 展覧会出品歴1994-2009
作品リスト

[図書分類] 写真集・写真関連
[キーワード] EXHIBITION|HISTORICAL|BIOGRAPHY|MODERN(モダニズム)
[コード] 4876421897

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