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差異と隔たり 他なるものへの倫理[image1]
商品名
差異と隔たり 他なるものへの倫理
商品説明
[著者] 熊野純彦
[装丁] 後藤葉子
[発行所] 岩波書店
[発行年] 2004年 2刷
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六|ハードカバー [ボリューム] 244ページ
[サイズ] 194mm × 138mm × 25mm
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:FINE ★★★★★☆☆ JACKET:FINE ★★★★★☆☆
[備考] 版元品切
商品解説

[コメント] 他なるもの―それは私からの隔たり・差異である。けれども、〈他なるもの〉との関係を私は避けて通ることはできない。身体や生命を所有すること、過ぎ去ったものについて語り、他者に向けてことばを発すること、およそ倫理的とされる問題は、すべてそこから生じるように。切りはなしがたく、超えがたい〈他なるもの〉と自己との関係を、日常の経験の襞にわけいって考察するとき、倫理ということばの新たな相貌が見えてくるのではないだろうか。本書は、このような立場から、倫理の根元的な問題系を問いかえしてゆく試みである。哲学という知を駆使して、〈他なるもの〉とは何かという難問を、細心にそして大胆に手繰りよせる著者のまなざしは、問いの背後にある切実さをもはるかに遙かに見はるかす。世界と他者に向けた尽きることのない呼びかけとしての倫理学をめざして。(カバー袖文より)

[目次・構成・収録内容]
まえがき

第1部 所有と非所有との〈あわい〉で─自己所有論をめぐる思考─
第一章 所有の始原:いのちあるものの占有をめぐって
 1 所有の定義
 2 生命の所有
 3 支配と制御
第二章 身体と所有:はたらく身体と痛む身体とのあいだで
1 道具と身体
 2 身体の所有
 3 固有な身体
第三章 所有と贈与:不可能な〈贈与〉としてのいのちの始まり
 1 所有の諸相
 2 死の所有?
 3 生命の贈与

第2部 他者と時間性との〈はざま〉で─歴史と他性をめぐる思考─
第一章 他性の諸相:〈他なるもの〉から〈他者〉へ
 1 非知の次元
 2 知覚の深層
 3 現前と痕跡
第二章 時間と他者:和倫理学における〈信頼〉の問題をめぐって
1 身体と空間
 2 信頼の根拠
 3 時間と他者
第三章 歴史と他者:〈過ぎ去ったもの〉をめぐる思考のために
1 追想の物語
 2 傷痕の過去
 3 歴史と他者

第3部 語ることから呼びかけることへ─言語と他者をめぐる思考─
第一章 言語の経験:〈語ること〉の経験をめぐって
1 言語と記号
 2 規則と転用
 3 発話の連鎖
第二章 言語の生成:ことばと意味の発生をめぐる思考のために
1 言語と交流
 2 表情と表現
 3 表現と意図
第三章 言語と倫理:〈語ること〉と〈呼びかけること〉とのあいだで
1 指示と贈与
 2 記号と主体
 3 言語と他者


あとがき
初出一覧/人名索引

[図書分類] 思考・思想・哲学|倫理学・道徳
[キーワード] BODY(身体)|LANGUE・TERM|HISTORICAL|PAIN(痛み)|INDIVIDUAL|SPACE・VOID
[コード] 4000230085

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