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カント 世界の限界を経験することは可能か[image1]
商品名
カント 世界の限界を経験することは可能か
商品説明
[著者] 熊野純彦
[装幀] 矢萩喜従郎
[発行所] 日本放送出版協会 [シリーズ] シリーズ・哲学のエッセンス
[発行年] 2002年 2刷
[言語] 日本語 [フォーマット] B6|ソフトカバー [ボリューム] 128ページ
[サイズ] 182mm × 130mm × 14mm
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
商品解説

[コメント] 〈境界〉をめぐるスリリングな思考。ひとはなぜ世界の始まりや果てについて考えてしまうのか。〈不可能なもの〉をめぐる経験とはなにか。カントの哲学的思考を鮮やかにとらえる。(帯文より)

[目次・構成・収録内容]
序章 青ぞらのはてのはて

1 問いの始まりへ
「ビッグバン」の、そのてまえ/問いの始まり、思考の始まり/有限なじぶんを超えるもの

2 世界の始まりをめぐる思考
拒むことも答えることもできない問い/神、自由、魂の不死、世界の始まり/世界の始まりをめぐる思考

第一章 世界は始まりをもつか?
1 世界の限界をめぐる問いへ
アンティノミーとはなにか/四つのアンティノミー/第一アンティノミー

2 世界は有限か、無限か?
背理法による証明をめぐって/テーゼの証明について/アンティテーゼの証明について

3 過ぎ去った永遠、空虚な時間
テーゼの証明・再考/「無限量」という問題をめぐって/アンティテーゼの証明・再考

4 世界は経験を超えている
超越論的観念論という立場/第一アンティノミーはほんとうの「対立」になっているか/「現象の総括」としての世界

5 世界は有限でも無限でもない
「経験的遡源」という視点/第一アンティノミーの「解決」/カントじしんによる説明―矛盾対当と弁証論的対当

第二章 神は世界のそとにある?
1 「見ること」とその形式
超越論的観念論・再考/超越論的感性論の課題/形式と素材の区別について

2 見えるもの、見えないもの
認識は経験から開始される/空間はア・プリオリな形式である/「現象」と「物自体」の区別、あるいは超越論的観念論

3 時間と空間を超えるもの
超越論的感性論の位置について/超越論的感性論がなぜ重要なのか/「一般的注解」について―神は時空を超越する

4 神の存在は証明できるか?
第四アンティノミーについて/第三アンティノミーについて/神の存在論的証明をめぐって

5 思考の底知れない裂け目
因果律による証明、目的論的な証明、存在論的な証明/最高存在の独語―「理性の深淵」について/なぜ偶像崇拝が禁止されるのか―「崇高なもの」へ

第三章 「不可能なもの」をめぐる経験
1 感覚と、感覚を超えるもの
道徳神学の問題―「理想」論から「要請」論へ/『判断力批判』の課題―感性的なものと超感性的なもの/『判断力批判』の構成をめぐって

2 美しいこと気高いこと
「情感的判断力」の問題/「美しいもの」と「崇高なもの」/『美と崇高なものの感情にかんする観察』

3 他のすべてを超えて大きなもの
数学的崇高と力学的崇高の区別/数学的に崇高なもの―比較を絶して巨大なもの/大きさの「情感的な評価」という問題

4 無限なものと〈不可能なもの〉
美と崇高の区別・再考―かたちなきかたち/無限なものの影、〈不可能なもの〉の経験/呈示されえないものを呈示すること―構想力に
とっての「深淵」

5 〈境界〉をめぐる思考
大きすぎること、近すぎること、遠ざかりすぎること/崇高と不可能なもの―〈境界〉をめぐる経験/〈境界〉をめぐる思考

カント小伝
読書案内
あとがき

[図書分類] 西洋思想|思考・思想・哲学
[キーワード] GUIDE(ガイド)
[コード] 414009303X

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