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首をはねろ! メルヘンの中の暴力[image1]
商品名
首をはねろ! メルヘンの中の暴力
商品説明
[著者] カール=ハインツ・マレ [翻訳] 小川真一
[発行所] みすず書房
[発行年] 1990年 6刷
[言語] 日本語 [フォーマット] B6|ハードカバー [ボリューム] 311ページ
[サイズ] 195mm × 134mm × 22mm
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] 本体天にシミあり
[備考] 旧装版
商品解説

[コメント] 多くの人にとって、メルヘンは楽しい子供時代の思い出であろう。たとえば有名な「いばら姫」の話―「王子さまのキスで百年の眠りから覚めたお姫さまは、王子さまと結婚しました。めでたしめでたし。」だが、これに続く話をどれだけの人が知っているだろうか?―王子の母親は実は人喰い女だった。王子が戦場に行ってしまうと、母親は嫁とその子供たちを食べてしまおうと考える。そして料理人を呼びつけ、孫の一人を料理するように命ずる…このような残酷な場面が、メルヘンの世界にはたくさん登場する。なぜだろう?また、どんな意味があるのだろう?著者マレは、グリム童話の中のさまざまな暴力シーンを取り出して、鮮やかに読み解いていく。ここに描かれているのは、家庭、政治、国家など、現実の世界の反映であった。暴力を呼び起こし、それを阻止するものは何なのだろうか?マレは心理学者でも、精神分析家でもない。一人の教師が、毎週一度生徒たちに昔話を話して聞かせる、その過程の中からこの本は生まれた。「メルヘンは太古の現代である」とゲーテは言った。普遍的な真実、永遠に変わらない要素を、ゲーテはメルヘンのうちに認めていたのである。(カバーより)

[目次・構成・収録内容]
まえがき

暴力の楽しみ
 こん棒、袋から出ろ!

人間狼としての人間―公然の暴力
 騙され、欺かれ、殺される
 裏切られ、捨てられ、消される
 ……あげくに目をえぐられる
 結論 人間の暴力衝動

隠微な暴力
 すみずみに隠れている暴力
 忍びよる暴力
 炎の中の老婆
 ばんざい、オオカミが死んだ!
 結論 手のこんだ暴力戦術

言うことを聞け、いやなら死ね―手きびしい教訓劇
 暖炉の中の死
 神と共に墓の中へ
 火あぶりの刑に処す

想像の中の暴力
 火床の中の最期
 姑が立てた殺人計画
 ……しかも、実の子の首を斬り落としてしまった
 なわ、毒薬、燃える上履き
 結論 想像の中の暴力ーその行方

暴力とセックス
 裸にされ、めった切りにされる
 青ひげと乙女の地
 ぼくの母さんはぼくを殺した

お上に逆らう下々
 貴族対百姓の伜
 首が落ちて、つながらない
 王さまの体を三つに

終わりなき暴力
 彼は笛を吹きつづけた しかし、その笛の音を聞くことができた者は一人もいなかった

訳者あとがき
文献目録

[図書分類] 絵本・童話・児童書|批評・文学論・文芸評論|倫理学・道徳
[キーワード] VIOLENT・RIOT|TERROR・HORROR|CRITICISM・CRITICAL|FANTASY
[コード] 4622045338

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