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BIRTH　澁谷征司写真集

商品説明

[著者] 澁谷征司
[アートディレクション] 近藤一弥　[プリンティング・ディレクション] 谷口倍夫
[発行所] 赤々舎
[発行年] 2008年　初版
[言語] 英語、日本語　[図版] カラー｜写真、CGデザイン
[フォーマット] 変型｜ハードカバー　[ボリューム] 132ページ
[サイズ] 326mm × 292mm × 23mm
[構成] 1冊　[付属] 帯
[コンディション] BODY：FINE ★★★★★☆☆　JACKET：FINE ★★★★★☆☆
[商品メモ] クロス装、ペン署名入
[備考] 絶版、メール便不可

商品解説

[コメント] 素晴らしい写真だ。この本の一部になれたことを誇りに思う。―ロバート・ワイアット［ミュージシャン］

ECMを訪れた日本人のフォトグラファーは、工業地帯の名もない場所を映し出した。人びとはそこへ入り、出て、また次の名もない場所へと向かってゆく。指摘で、不思議な親近感を抱かせる写真である。―マンフレッド・アイヒャー［ECM Records］（帯文より）

知らない町の話を聞くのが好きな子供だった。どこか遠くに行きたかったわけではなく、ただ風景を想像するだけでよかったのだろう。それは誰のものでもなく、同時に誰もが持っている物語のような風景。いつの頃からか僕のささやかな世界地図は、頼りないミツバチのピンで少しずつ埋まっていくようになる。顔のない海。透明な音楽を包む霧。神様を迎えた池。深い森を抜けてゆく小川。ロックンロールを運ぶ黒い運河。年代順に並べられた全ての場所は水で繋がれ、最期に僕は哀しく優しい“声”に遭遇する。無が有になる時の少し熱を帯びた感触は僕の指先や感受性をつらぬき、永遠と一瞬のなか僕を曇りなき“まなこ”にしてくれる。そこに写し出されるのは遥か自分の手を離れた神々しくも親密な風景だ。僕が辿ってきた絶え間ない光と影の交換が、すべての水を集める大きな河のような一つの流れになり、何か優しさのような物に吸い込まれてゆく事を、僕はこれからも見届けてゆく気がする。―澁谷征司（版元サイトより）

写真家澁谷征司が、1997年から2006年までにさまざまな仕事の機会に訪れたオステンド、ミュンヘン・オスロ、宇佐・多度、アバディーン・アッシュビル、グラスゴー、ラウスで撮影した作品群を地域ごとのセクションに分け、年代順に構成した初の写真集。

[目次・構成・収録内容]
OOSTEND　July，1997
MÜNCHEN | OSLO　December，2003
USA | TADO　May，2004
ABERDEEN | ASHEVILLE　February，2006
GLASGOW　March，2006
LOUTH　April，2006

[図書分類] 写真集・写真関連
[キーワード] LANDSCAPE｜PLACE・TOPOS｜ZONE・THRESHOLD

[コード] 4903545245

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