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乾燥蠃 生い立ちの記[image1]
商品名
乾燥蠃 生い立ちの記
商品説明
[著者] 吉阪隆正
[題字] 大竹十一 [ブックデザイン] 三宅豊彦
[発行所] 相模書房
[発行年] 昭和57年 1刷
[言語] 日本語 [図版] モノトーン
[フォーマット] 菊判変型|ソフトカバー [ボリューム] 260ページ
[サイズ] 221mm × 129mm × 18mm
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] 帯にスレ・切れ、背に褪色あり
商品解説

[コメント] 東京に生まれ、内務省社会局につとめていた父が国際労働機関(ILO)理事会日本政府代表に任命されたことから、幼少期をスイス・ジュネーヴで過ごした吉阪隆正(1917-1980)。1933年ジュネーブ・エコール・アンテルナショナルを卒業後帰国し、1941年に早稲田大学理工学部建築学科を卒業。早稲田大学建築学科教務補助、日本女子大学住居学科講師、東京農業大学講師を経て、終戦後早稲田大学専門部工科助教授に就任。1950年戦後第1回フランス政府給付留学生として渡仏し、1952年までル・コルビュジエのアトリエに勤務。帰国後の1953年に早稲田大学構内に吉阪研究室(U研究室)を設立し、数多くの建築設計を行った。本書は、モダニズムの思想を日本に紹介した建築家であり、多くの建築家を育てた教育者として、また日本山岳会理事やアラスカ・マッキンリー遠征隊長を務めた登山家・探検家としても知られる吉阪隆正が「かんそうなめくじの弁」というタイトルで、新建築に寄稿した文明論や建築論に加え、「わが住まいの変遷史」や「大学と国際交流―個人的体験を通じて」といった自伝的エッセイ、関係者による回想、数多くの写真とともに紹介したもの。

[目次・構成・収録内容]
かんそうなめくじの弁 1966年 日本万博に期待する
 五本目の脚
 不信の逆手

日本の都市・世界の都市
 世界平和は相互理解から
 私のヨーロッパ歴史解釈
 文化人類学からの比較
 住居形態からの比較
 先進国日本

かんそうなめくじの弁 1971年 月は西から東に向かう
 五年目にまた
 ツーテンジャックのルール
 一次元の世界をつくる馬鹿
 いのちのためのくらしの害
 知恵を働かすほど困るようになる
 一度にひとつしかできないこと
 月は西から東に向かうこと

大学と国際交流-個人的体験を通じて
 親が国際交流の仕事に従事している時の子供の立場
 留学生
 遠征
 招聘、交流
 国際会議
 建築の分野で
 ツーリスト・ビューロー

かんそうなめくじの弁 1976年 五本目の脚
 変身
 日出づる方を大切にせよ
 科学は限定された世界像
 知と別の友愛

わが住まいの変遷史
 誕生の前後
 幼年期の頃
 少年期頃のテリトリー
 ジュネーブのお屋敷で
 下宿時代
 1945年5月25日焼失
 同居から単居まで
 もう一つの経験
 「薩摩会館」での二年間
 アルゼンチンでの二年間
 百人町の改装と拡大
 ボストンでの転機

兄のこと 川久保よし子
かんそうなめくじの妻 大いに語る 1982年 吉阪ふく
あとがきにかわって 三宅豊彦

[図書分類] 建築・土木・環境工学|エッセイ・随筆
[キーワード] ARCHITECT(建築家)|BIOGRAPHY|HOUSE・HABIT|TRIP・TRANCE|MODERN(モダニズム)
[コード] 4782482078

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