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ウニと語る 激動の時代自然を友としたある生物学者の生涯[image1]
商品名
ウニと語る 激動の時代自然を友としたある生物学者の生涯
商品説明
[著者] 団勝磨
[装幀] 工藤美夫
[発行所] 学会出版センター
[発行年] 1988年 初版2刷(増補)
[言語] 日本語 [図版] モノトーン
[フォーマット] 四六|ソフトカバー [ボリューム] 390ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] カバー背に褪色あり
商品解説

[コメント] 東京帝国大学理学部動物学科を卒業後、ペンシルベニア大学大学院に留学し、ウニ卵の細胞を生かしたまま分裂させることに成功し、細胞核分裂の生化学的研究への道を拓いた発生生物学者團勝磨(1904-1996)による自伝。父団琢磨のことや、ウッズホール海洋生物学研究所での研究、アメリカ人生物学者ジーンとの結婚、戦中・戦後の混乱と研究への復帰など、激動の時代を生きた生物学者の生涯が綴られる。

[目次・構成・収録内容]
芽生え
 双葉の頃
 一冊の本
独立への模索
 受験勉強への反発
 野原先生のこと
 本郷時代
 開眼の書
アメリカへの旅
 一等船客のなかで
 大陸横断鉄道に乗る
ペンシルヴァニア大学
 ハイルブラン先生と対面
 アメーバの表面チャージ
 ウッヅホールへ
ウニとの出会い
 「それで君はどうするんだ」
 手作りの装置
 初めての講演
 「電気泳動」その後(グラムさんとキューニッツ博士/ウスペンスカヤのこと/日本に帰ってから)
ウッヅホールの生活
 同じ釜の飯を食べて
 ドクターコース
 ウッヅホールの言い伝え
 忘れ得ぬ人びと(チェンバース先生のこと/コンクリン先生のこと/田代四郎先生のこと/ケープコッドの人たち/ベイカー氏のこと/ゴッダード婦人のこと)
 学位を貰う
戦雲の近づくなかで
 結婚への傾斜
 ジーンとの巡り合い
 帰国―そして三崎へ
 結婚式
 ウッヅホールでの新生活
 ヨーロッパの旅
 ゆかりの地・三浦半島へ
 長井の家
 コマチの産卵
戦火をくぐって
 母の死と開戦
 一口坂の家
 細胞分裂の“いが栗”説
 野原先生との再会
 ジーンと山羊と田舎家と
 日本海軍の崩潰
 戦争が終った
 いつしか発生学へ
廃墟のなかから
 ジーンと長井婦人会
 初代のPTA会長
 バッハの小径
 位相差顕微鏡
 複屈折顕微鏡を作る
 十五年振りにアメリカへ
 フェローシップ
 子供と英語
 不等分裂を見る
 分裂装置の分離
 車での大陸横断
 先体反応が見つかった
 二人の青年との出会い
ウニと別れて
 “大学教師”になる
 「本の虫」を求めて
 学長にさせられる
 A教授の復職
 “事務”のお蔭で
 大学紛争のさ中で
 「上の二字が余計だ」
 暗然として任期を了える
 「紡錘体伸長論」その後
 収縮環と紡錘体
ウニとの再会
 また一年生になって
 ホッキガイと不等分裂
 Life is grand!
 ウニが語りかけてくる
 館山の家
 ジーンの死
 野辺の送り
 自然に帰る
 二つの慰めと二つの形見
 不等分裂に戻る
 老境
むすび

人名さくいん

[図書分類] 生物学・生態学・生命誌|エッセイ・随筆|動物学・動物誌|生物学・生態学・生命誌
[キーワード] BIOGRAPHY|QUEST・EXPLORE
[コード] 4762205133

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