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野島康三とレディス・カメラ・クラブ[image1]
商品名
野島康三とレディス・カメラ・クラブ
商品説明
[編集] 渋谷区立松濤美術館
[制作] 大塚巧藝社
[発行所] 渋谷区立松濤美術館
[発行年] 1993年
[言語] 日本語 [図版] モノトーン
[フォーマット] 変型|中綴じ [ボリューム] 24ページ
[サイズ] 240mm × 250mm × 4mm
[構成] 1冊 
[コンディション] BODY:GOOD ★★★☆☆☆☆ JACKET:GOOD ★★★☆☆☆☆
[商品メモ] 図版55点、ページ縁に経年ヤケあり
[備考] 版元品切
商品解説

[コメント] 日本近代写真の確立期に卓越した作品を残し戦前期を代表する写真家のひとりとして知られる野島康三(のじまやすぞう 1889-1964)。「芸術写真」と呼ばれた大正初期の絵画主義写真(ピクトリアリスム)の中で、初期のピグメント印画において卓抜した技術と繊細な感覚を発揮し、非常に密度のある写真作品は対象の存在の深部を見据えた伝統でも外来でもない独自の美学を獲得した戦前の写真が獲得した最高の到達点を示すものだった。また、野島康三は同時代の美術の熱心な擁護者でもあり、1919年に東京神田神保町に「兜屋画廊」を開廊し、岸田劉生、梅原龍三郎、萬鉄五郎、中川一政など美術史上重要な個展を開催していたことからも同時代の精神を分かちあいながら、彼らの作品を理解した視線の持ち主だったことが窺える。また1932年には、中山岩太、木村伊兵衛とともに日本近代写真史における記念碑的出版物である写真雑誌「光画」を発行し、日本のモダニズム写真運動であった「新興写真」の活動に大きな影響を与え、プロムオイル印画による裸婦の連作やより近代的技法であるゼラチン・シルバー印画による肖像写真において、当時勃興していたモダニズムの時代の空気を伝える清新な写真作品を制作した。
本書は、1993年2月7日から3月21日まで、渋谷区立松涛美術館にて開催された展覧会『特別陳列 野島康三とその周辺―YASUZO NOJIMA and Lady's Camera Club in 1930's』のカタログ。野島康三夫人の野島稲子を会長に、土浦信子、松永田鶴江、溝口歌子、富永芳子、黒田米子、島田順子、野口菊江、渡辺マツ子など、写真に興味を持つ婦人たちをメンバーに結成された同好会レデイス・カメラ・クラブの作品を、発案者であり指導・助言を行っていた野島康三の写真とともに紹介したもの。

[目次・構成・収録内容]
レディス・カメラ・クラブと野島の作風の展開 光田由里
図版
出品リスト
野島康三とレディス・カメラ・クラブ関連事項

[図書分類] 写真集・写真関連
[キーワード] EXHIBITION|GENDER|MEDIA・MESSAGE|HISTORICAL|PORTRAIT

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