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象形文字遊行　文字始源

商品説明

[著者] 粟津潔　[編集] 粟津潔
[装幀] 粟津潔　[ブックデザイン] 追川恵子
[発行所] 東京書籍
[発行年] 2000年　1刷
[言語] 日本語　[図版] モノトーン
[フォーマット] A5　[ボリューム] 189ページ
[構成] 1冊　[付属] カバー
[コンディション] BODY：VERY GOOD ★★★★☆☆☆　JACKET：VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[備考] 版元品切

商品解説

[コメント] 東京都目黒区に生まれ、法政大学専門部中退後、絵画・デザインを独自に学び活動をスタートしたグラフィック・デザイナー粟津潔（1929-2009）。1955年の日本宣伝美術会展・日宣美賞受賞や1958年の世界フィルムポスターコンペランス最優秀賞などを経て、1960年5月7日から16日まで、27カ国、二百数十名のデザイナー、建築家を集めて東京・産経ホールなどで開催された世界デザイン会議（World Design Conference）のプランニングに参加していた菊竹清訓、黒川紀章、大高正人、槇文彦ら若手建築家や建築評論家の川添登、工業デザイナーの栄久庵憲司とともに結成されたメタボリズムに参加。1964年からは武蔵野美術大学商業デザイン学科助教授に就任。また1966年エンバイラメントの会を結成し「空間から環境へ展」を開催し出品。1967年大阪万国博覧会EXPOランド基本設計主査、及び日本館の構想計画に関わる。1969年に粟津デザイン研究室を設立後グラフィックデザイナーとして第一線で活躍する傍ら、建築・音楽・文学・映像など様々なジャンルを超えたアーティストらと共に都市設計・博覧会設計・映画制作に関わるなど、その活動は多岐に渡る。
本書は、2000年に印刷博物館館長に就任後、開館を記念して2000年10月7日から12月28日まで開催された『文字始原を求めて　象形文字遊行粟津潔展』の図録として発行されたもの。古代象形文字に魅せられた粟津潔が、甲骨文字・金文・象形文字・会意文字など、絵画的記号から文字として自立した漢字の歴程・造字の流れを探った文字と形の文化史。

[目次・構成・収録内容]
はじめに、首のこと
　文字の変化過程
　文字の時代的変化・変容するなかで
　造字法への興味を抱く
　世界の文字について
古代文字・始源への遊行
　甲骨文字からの出発
　甲骨文字を自分の手で書く
記号から文字へ
　絵から象形文字へ
　組み立てられる文字
　造字のシステム―バランスの美学
　文字の分類
会意文字はモンタージュ Montage 始源
　エイゼンシュテインの漢字への関心
　文字の拡がりについて
　ひとつの文字を点にした女についてのパラダイム
文字始源の対話
A・Zの対話　ある日、質問に答えながら
　1　安・家・育・子・委
　2　闘・手・又
　3　力・上・下・数・学・交・朝・日・月・雲
　4　観・秋・萬
　5　冊（册）・典
　6　農・男
　7　郷・響
　8　魚・水・漁
　9　雨・水・川・災
　10　兄
　11　原・源
　12　中
　13　象・為
　14　印
　15　角
　16　風・鳳・鳥・燕
　17　化・真（眞）・首
　18　北・此
　19　糸・玄・系
　20　気
　21　印・疑
　22　夢・死・白・百・病
　23　羊・美
　24　義
　25　鼓・喜・若
　26　掃・書・芸
　27　冬
　28　土
　29　昔・時
　30　人・目・歯・鼻・耳
年表
遊行ノートから
白川静氏への質問と対話　漢字の宇宙―芸術に至る線の交錯
古代象形文字収録　甲骨・金文を中心として
フォント試行　舞・女・委・望・我・集・年・鳴・熱・学
文字のワークショップ　ポーランドと十日町
あとがき
参考文献一覧

[外部リンク]
http://www.kiyoshiawazu.com/
http://www.printing-museum.org/

[図書分類] 易占｜東洋思想｜言語学・記号論｜デザイン全般
[キーワード] TYPOGRAPHY｜QUEST・EXPLORE｜MEDIA・MESSAGE｜VIEW・VISION｜COMMUNICATION｜RUIN｜FORM・FIGURE｜EXHIBITION

[コード] 4487796253

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