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大括弧 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置[image1]
商品名
大括弧 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置
商品説明
[著者] 中西夏之
[装幀] 中島かほる
[発行所] 筑摩書房
[発行年] 1989年 初版1刷
[言語] 日本語 [フォーマット] A5 [ボリューム] 188ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[商品メモ] カバー裏面に各文章の相関関係をプリント
[備考] 版元品切
商品解説

[コメント] 東京藝術大学油画科を卒業後、個展でペイントやエナメルに砂を混ぜた作品を発表したり、身辺の事物をアクリル樹脂で固めた卵形のコンパクト・オブジェを制作したり、洗濯バサミを無数に取り付けた《撹乱現象》などを制作し、従来の絵画の枠組みからはみ出した、いわゆる読売アンデパンダン出品作家のひとりとして知られた中西夏之(1935-)。1963年に高松次郎、赤瀬川原平とともに「ハイレッド・センター」を組織し、街頭や電車内でハプニングを行うなど、その展開はさらに直接行動へと進んだが、舞踏家土方巽らとの交流を通じて以降、再び油彩作品を発表し、現在まで絵画の成立について、また描く行為に対する問いかけとしての作品など、描く主体としての作家と現実との関係を思考した作品を発表し続けている。本書は、1969年から1989年までに「美術手帖」や「ユリイカ」、「へるめす」などに掲載してきた美術評論やさまざまな作家についての随筆をまとめた初の評論集だが、やはりここでもカバー裏面に各文章のタイトルをマトリクスにして相関関係を印刷するなど、「絵画」の普遍性について文章のそこかしこに自らの思索の有り様を覗かせています。

[目次・構成・収録内容]
始まりの眺め
天秤素描 笠井叡の天使館のために
感覚の復習と絵づくりのABC
プラットホームのデッサン
レモンティーから心器へ
「山頂の石蹴り」
顔を吊す双曲線 大野一雄に
考える数と感じる数
静物について
手当と復習・舞踏の足の裏
夏のために
背後の円
右手は海に触れて J・S・バッハ
真紅が青に還元される距離
緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置
ただの絵
尾形光琳 二曲一双と対峙する円盤の意識
不合流(正面性・眺めること)
橋の上
「紅海白梅図屏風」再開の予測
「ジョアキム・ガスケの肖像」セザンヌ
〈上皿天秤の橋渡し〉について
絵の姿形
凹型の言葉、高梨豊の写真-M字型の絵を描きながら
空白からのドラマ
竹と無関心
一枚の水画
遠くの画布、目前の絵 作業から作業への結び目=瞬間のために
立ち停まりの儀器
「紅海白梅図屏風」享楽と非情
露骨の人 赤瀬川原平
「プロフィール」にかえて 馬場駿吉
終わりなき対話 土方巽
「交差する二人の少女」は「magnetic sleep」をへて「朱色の蹠」に 澁澤龍彥
『等伯画説』そして3マイナス1
君が僕の前にいるのは、
あとがき
初出一覧

[図書分類] 現代美術|美術論・芸術論
[キーワード] CRITICISM・CRITICAL|METHOD・NOTATION|LANGUE・TERM
[コード] 4480871314

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