商品画像
神、人を喰う 人身御供の民俗学[image1]
商品名
神、人を喰う 人身御供の民俗学
商品説明
[著者] 六車由実
[装幀] 難波園子
[発行所] 新曜社
[発行年] 2003年 初版1刷
[言語] 日本語 [フォーマット] 四六|ハードカバー [ボリューム] 273ページ
[構成] 1冊 [付属] カバー、帯
[コンディション] BODY:FINE ★★★★★☆☆ JACKET:FINE ★★★★★☆☆
商品解説

[コメント] 娘を神や化け物の生け贄に差し出すといった人身御供の話は、昔話でも耳にしたことのある有名なテーマ。これを縁起とする祭りは現在でも全国にたくさん残っており、このような人身御供を示す祭のフィールドワークを通して、「食べ物」として生ま身の人間や生き物といった供物を捧げるという暴力的で悲劇的な伝承が、なぜこれほどまで神話や伝承に伝えられてきたのか? 日本人的思考の根源にも迫る民俗学的論考。

[目次・構成・収録内容]
はじめに
序章 「人身御供」はどのように論じ得るか
 一 柳田の供犠論のゆらぎ
 二 供犠論前史
 三 大正期の供犠論の展開
 四 己の歴史として
第一章 「人身御供の祭」という語りと暴力
 一 問題の所在
 二 近世の追儺祭と「人身御供の祭」というレッテル
 三 祭祀改変と「人身御供の祭」
 四 「人身御供の祭」の行方と祭における暴力
第二章 祭における「性」と「食」
 一 問題の所在
 二 人身御供祭祀の諸相
 三 人身御供祭祀と巫女の関わり
 四 「神の性的奉仕者」から「神の食べ物」へ
 五 「犯す神」と「喰らう神」
第三章 人身御供と殺生罪業観
 一 葛・諏訪神社の供養塚
 二 人から獣、そして魚へ
 三 殺生の罪の緩和と「人身御供」
第四章 人形御供と稲作農耕
 一 問題の設定
 二 人形御供の諸相
 三 人形御供の祭における役割
 四 村落組織としての宮座との関係
 五 人形御供の発生について
終章 人柱・人身御供・イケニエ
 一 人身御供譚は暴力排除の物語なのか
 二 人柱と人身御供
 三 イケニエの置き換え
 四 神を喰うこと 神に喰われること
 五 失われた生の実感を求めて

引用・参考文献

[図書分類] 民族学・人類学|伝説・民話・昔話|日本思想
[キーワード] QUEST・EXPLORE|RELIGIOUS・FAITH|MYTH(神話)|FESTIVE・RITE
[コード] 4788508427

詳細情報を表示

基本情報のみ表示

外部リンク
現在こちらの商品は在庫を切らしております。

RELATION

関連商品のご紹介

BOOK : DOMESTIC

同じカテゴリーのリストを表示する

NEW ARRIVAL

新着商品のリストを表示する

BLOW-OUT PRICE

期限付き特別価格(ウェブショップ注文限定)のリストを表示する

SHOPPING CART

商品点数
0点
合計金額
0円
税込7,500円以上お買い上げで配送無料!国内送料280円(メール便)〜

ADD TO CART

商品タグ
SOLD OUT
商品番号
BK050441
現在こちらの商品は在庫を切らしております。

RE-STOCK

CLASSIFICATION

KEYWORD