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独身者の機械 未来のイブ、さえも… Les machines celibataries[image1]
商品名
独身者の機械 未来のイブ、さえも… Les machines celibataries
商品説明
[著者] ミッシェル・カルージュ [翻訳] 高山宏 森永徹
[装幀] 工藤強勝
[発行所] ありな書房
[発行年] 1991年 1版1刷
[言語] 日本語 [図版] モノトーン
[フォーマット] A5|ハードカバー [ボリューム] 282ページ
[サイズ] 216mm × 155mm × 22mm
[構成] 1冊 [付属] カバー
[コンディション] BODY:VERY GOOD ★★★★☆☆☆ JACKET:VERY GOOD ★★★★☆☆☆
[備考] 版元品切
商品解説

[コメント] フランツ・カフカ、レーモン・ルーセル、アルフレッド・ジャリ、ギョーム・アポリネール、ジュール・ヴェルヌ、ヴィリエ・ド・リラダン、イレーヌ・イレレルランジュ、アドルフォ・ビオイ・カサーレス、ロートレアモン、エドガー・アラン・ポーを取り上げ、独身者の機械と呼ぶ彼らの作品に登場する象徴・神話・性愛・機械といった材料を手がかりに、性、死、宗教といった意識の深層に関わるテーマの結合を精密な手際で示し独身者と機械文学の関係を解きほぐしていくというもの。ブルトン論やカフカ論で知られ、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp 1887-1968)とも親交のあった著者ミッシェル・カル-ジュ(1910-)の代表作でありながら、1954年に初版が世に出て半世紀近くを隔ててようやく、「専門家・関係者の独りよがりの怠惰は犯罪的ではないか」という思いと、澁澤龍彥に捧げる気持ちからという高山宏と森永徹の仏文研究者ではない二人により邦訳され、20世紀アヴァンギャルド関連としては貴重な一冊。

[目次・構成・収録内容]
はじめに
 この新版について
 挿絵について
序論
 近代神話を探る
I 偉大な機械愛好家と彼らの機械
 マルセル・デュシャンとフランツ・カフカ
 1975年のノート
 レーモン・ルーセル
 アルフレッド・ジャリ
 ギョーム・アポリネール
 ジュール・ヴェルヌ
 ヴィリエ・ド・リラダン
 イレーヌ・イレレルランジュ
 アドルフォ・ビオイ・カサーレス
 ロートレアモン
 エドガー・アラン・ポー
II 独身者の機械の精神屈折光学
 独身者の機械の変換群
付記
 マルセル・デュシャンからミシェル・カルージュへの四通の手紙
 評注
独身者の機械を含む主要作品の暫定的編年史
本書で分析した独身者の機械の一覧表

解題ー永遠に新しいシュルレアリスムの実践 高山宏

[図書分類] 批評・文学論・文芸評論|美術論・芸術論
[キーワード] CRITICISM・CRITICAL|EROTICISM|AVANGARDE|IMAGE・IMAGERY|TECHNOLOGY|MYTH(神話)
[コード] 4920164289

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