雑誌『広告』リニューアル創刊号

雑誌『広告』

「いいものをつくる、とは何か?」という問いを全体テーマとし、ものづくりを取り巻く様々な常識や慣習、いま起きている変化に向き合って、この問いを思索する「視点のカタログ」としてリニューアルした雑誌『広告』の創刊号が発売されました。

特集は“価値”。ものが溢れるこの時代に、本当に価値あるものとは何なのか、これから価値あるものをどう生み出していけばいいのか。「価値」についての様々な視点を投げかけるコンテンツを全680ページ、変型(八折判に近い)、約2.5cmというボリュームに収録しつつ、今回の価格は税込1円。

雑誌『広告』

「広告」 Vol.413
[特集] 価値
[編集長] 小野直紀
[デザイン] 上西祐里 加瀬透 牧寿次郎
[フォントキュレーション] 酒井瑛作
[発行所] 博報堂 [シリーズ] 広告
[発行年] 2019年 通巻413号
[言語] 日本語 [図版] カラー、モノトーン|写真、イラスト
[フォーマット] 平綴じ [ボリューム] 680ページ
[サイズ] 208mm × 126mm × 25mm
[構成] 1冊

[目次・収録内容]
#0 価値
1 価値と人類
 文化人類学者 松村圭一郎 × 『広告』編集長 小野直紀
2 価値のものさし

#1 価格
3 江戸時代の価値と経済
4 花森安治の「紅いバッグの話」
  お金ともの、そしてその価値
5 どんぐり100個600円
6 チープをモチーフにするハイブランド
 価値付けのゲームはどこへ向かうのか
7 値付けの裏側
 私たちは何を買っているのか
8 無料2.0
 図解で読み解く新たな「無料」のしくみ

#2 新しさ
9 「新しさ」のジレンマ
 新しくない新商品はなぜ生まれるのか
10 「新しい」はもう古い?
 広告クリエイティブの“ねじれ”に時代を見る
11 「新作」はもういらない?
 音楽の場合
12 「新作」はもういらない?
 映像の場合
13 いかに新しいものを生み出すか
 マンガにおける「新しさ」の意味
14 「最新」があたりまえの世界へ
 アップデート前提のものづくり
15 アップデートする建築とプログラマー的建築家

#3 無用
16 世界最高峰の無用
17 役に立たないと、いま決めてはいけない
18 Improbabilità(ありそうにない)
 ジュゼッペ・コラルッソの役に立たないものたち
19 便利の先には「死」が待っている
20 無用なものへのまなざし
 打ち捨てられたゴミに息づく生命の痕跡
21 誤配という戦略
 必要とされないものを、いかにつくり続けるか

#4 コスト
22 価値を最大化する予算設定
23 高予算の駄作はなぜ生まれるのか
 日本の映画業界が向かう先
24 ザク化する日本のものづくり
 ガンダムに学ぶ、コスト度外視の優位性
25 見積もりの透明化
 ブラックボックスをひらくとき、ものづくりはどう変わるのか
26 つくり手が変える対価のあり方
 慣習を超えて価値を生み出すために
27 本当の請求書

#5 評価
28 権威の崩壊、民意のリスク
 批評家 佐々木敦氏インタビュー
29 権威と民意のアワードマップ
30 権威によるアワードは必要か
 グッドデザイン賞の存在意義
31 民意の正体
 ネット時代の評価軸と攻略法
32 時代を超えて再評価されるもの
 なぜ’70~’80年代邦楽の世界的リバイバルは起きたのか
33 現代の千利休
 価値観を更新するものづくり

雑誌『広告』

「当初の発売予定日より4ヶ月ほど遅れてしまっていたのでここで打ち止めにしました」と編集長が話すのを伝える奥付。

雑誌『広告』

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